マカベオ

スペインの白ワインの原料、マカベオ

スペインでは3000年以上にわたってワイン造りが行われてきました。
そして、スペインならではの、個性豊かなブドウが各地で栽培されてきました。
その中でもマカベオは主にスペインの北部で栽培されています。
原産はスペイン北部か小アジアと言われていますが、はっきりとはしていません。カタルーニャ州ではマカベオと呼ばれていますが、リオハやナバーラ、アラゴン州ではビウラなどと呼ばれており、地方によって呼び名が異なります。

長期熟成にも耐える高級品種

マカベオは白ワインの原料となるブドウで、醸造したての若いワインから長期熟成にも耐える高級品種です。芳醇な香りとしっかりしたボディが特徴の品種です。また、かすかな苦みが感じられます。

産地による味わいの違い

産地によって、柑橘類の花の香りや果実の香りが感じられたり、ミネラルな印象が感じられたりします。

また、カタルーニャ州では、スパークリングワインであるカバの原料になり、ビウラと呼ばれるリオハでは小樽発酵の白ワインになります。マカベオの白ワインは、フルーティーでフレッシュな香りが特徴です。また、バランスの取れた酸味を持ちます。

リーズナブルものは、1本1000円台で購入することができます。

関連する記事 ブログ一覧