シャルドネ

気品ある白ワインの原料として使われるシャルドネ

シャルドネは、白ワインの醸造で使われるブドウの品種では代表的なものです。果皮は鮮やかな緑色になっているのが特徴で、清々しい芳香も有しています。

シャルドネの原産地

原産地はフランスのブルゴーニュ地方ですが、現在では世界各地で栽培されています。ヨーロッパの冷涼な気候で育てると、気品ある風味が生まれ、果皮が破裂する可能性も低くなります。

日本国内での栽培

シャルドネは日本国内でも栽培されていますが、夏場には高温多湿になる影響で、最適な環境に恵まれている地域は限られます。山梨県の甲府盆地は河岸段丘の地形のおかげで、昼夜の温度差も激しくなることから、シャルドネの栽培を行うためにも活用されています。

発泡ワインの原料として

シャルドネは多くの白ワインの原料になりますが、発泡ワインの原料としても重宝されています。熟成させる段階では甘味が増すことがあれば、淡麗な辛口に仕上げることも可能ですから、用途の幅は非常に広くなっているのです。こうした特性は世界中の醸造家から支持されて、各地で優れたシャルドネワインが作られるようになりました。甘味と酸味のバランスが適切なことについても、シャルドネの人気の秘密になっています。熟成の過程では、オーク材の樽を使って独特な芳香を加味させることもあります。

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