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赤ワインのブドウ品種 ~ネグロ・アマーロ~

ブドウ品種から知るネグロ・アマーロとは

ネグロ・アマーロはブドウ品種の一つで、プーリア州を原産とする黒ブドウのことです。
プーリア州はイタリアの南部にある州で、アドリア海とターラント湾に面していて、優れた畑を有するのが特徴です。ネグロ・アマーロの意味は黒く苦いで、真っ黒に近い色やワインに使用した時の苦味に由来すると言われます。名前が何処となく日本語の響きに似ていますから、数あるブドウ品種の中でも割と覚えやすいと思われます。海や湾に面する地域は、暖かい気候と夜間の寒暖差が大きく、これが酸味を強くすると考えられます。

そしてネグロ・アマーロは果実感が強く、ブラックベリーに通じるような黒皮と香りを併せ持ちます。気になるのはワインの味ですが、口に広がるフルーティーさが特徴で、ワインを飲んでいる感じが強く出ます。また、フルボディに限りなく近いボディ感ですから、重みやコクの深さが味わえるでしょう。いわゆるタンニンも豊富なブドウ品種なので、この点を重視する人でも、ネグロ・アマーロなら満足できるはずです。酸味は間違いなく感じられるものの、しつこく口に残ったりはしないので、どちらかといえば爽やかな傾向です。アルコール度数は13%前後ですから、決して弱くありませんが強くもなく中庸に分類されます。ネグロ・アマーロをワインで楽しむ時は、少なくとも16℃以上の温度にしてから、相性の良い食材と合わせていただきたいところです。

赤ワインなので、グラスは専用の大きめが理想的ですし、準備を整えてから開けるのが良いでしょう。
果実感のあるネグロ・アマーロは、風味が優れる食品との相性が良好なので、赤身肉やチーズにパスタとも合います。
具体的には、ジビエやピザにトマト系のパスタなどで、やはりイタリアンに合わせるのがベストとなります。
案外、味が濃い目の和食系とも合いますから、ネグロ・アマーロを基準にあれこれと試してみたり、ベストな組み合わせを探して楽しむのもありです。

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