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赤ワインのブドウ品種 ~カベルネ・フラン~

注目度が高まっているブドウ品種カベルネ・フラン

ワイン好きの人ならば「カベルネ」という名前を耳にした経験があることでしょう。
ワインの醸造に用いられるブドウ品種の一つであり「カベルネ・フラン」は、今まではどちらかというと認知度の高い「カベルネソーヴィニヨン」の陰に隠れてた存在ではありましたが、実は、歴史的背景からするとカベルネ・ソーヴィニヨンよりも、先にワインとして醸造されて販売されていることがわかっています。
カベルネ・フランの主な産地は「フランス」ですが、涼しい地域でも栽培することが可能な為に世界各地でも栽培されるようになりました。

味わいはライトで飲みやすいのが特徴ですが、それ故にカベルネ・フラン単体として用いられることは少なくて、重厚感な味わいがあるカベルネ・ソーヴィニヨンやメルローなどに混ぜることにより販売されるのが主流であり、そのブレンドの比率によって各ワイナリーオリジナルのワインを作り出してきました。
ボルドーワインにカベルネ・フランを少量ブレンドすることで、味わいにバランスを与えることもできるので、その多様性も魅力の一つとなっています。
また、カベルネ・フランは同じ品種でもその年の温度や気候によって味や香りに変化が出ることも魅力となっていて、通常はイチゴやベリーなどの果実の味や香りがするのですが、冬の寒い時期が長かった年にはほろ苦いピーマンの香りがするともいわれています。

毎年、同じ味わいを堪能することができるワインもよいのですが、その年によって味や香りに違いが出るワインであることもカベルネ・フランを愛飲している人にとっての楽しみなのでしょう。
このブドウ品種を使用した代表的なワインには「ル・ドーム」があります。
ル・ドームはファーストヴァンテージが1996年と歴史の浅いワインでありながらも、販売直後から人気が出すぎて入手することが難しい「シンデレラワイン」とも呼ばれるようになりました。
また、カベルネ・フランのブレンド率がシャトーの中で最も高いワインとしても知られています。

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