商品詳細
【生産者】ビアーヴァ社
モスカート・ディ・スカンツォは18世紀末から19世紀に掛けてロシア皇族の公式飲料であった歴史を持ち、またバチカン法王も愛飲され続けます。イタリアのカトリック教会とのゆかりが深い、イタリアで最も歴史と由緒あるデザートワインです。そして僅か13社しかないイタリアで最も小さな原産地呼称でもあります。ビアーヴァは、教会が所有するバスティア山のDOCG内で最も高い所に畑を所有し、代々教会お抱えの唯一のワイナリーとして長く成就してきました。現在は3代目のマヌエル・ビアーヴァが引き継ぎ、醸造家として活躍しており、ワイン醸造においては教会から伝わる昔ながらの方法を一切変えることなく継承しています。ビアーヴァのワインの味わいにはその歴史と文化が溢れ、今も人々を魅了しています。
【格付け】
D.O.C.G.
【醸造方法】
収穫後、3ヶ月間藁とネットの上で自然乾燥し、自然酵母により人工的な温度コントロール無しで発酵。1000ℓのセメント樽で3年。その後瓶内熟成1年。
【コメント】
黒いモスカートを干して作る、イタリアを代表する希少なデザートワイン。複雑な果実とスパイスに加えお香の香りが。口当たりは凝縮された甘みと旨みが口の中で広がり、余韻が永遠に続きます。