トレッビアーノ

ブドウ品種がトレッビアーノのワインの特徴

トレッビアーノは主にイタリア中部で栽培されている白ワインのブドウ品種です。イタリア国内の白ブドウの栽培面積もトップを誇り、イタリアの全ての州で栽培されています。

イタリア以外でもフランスで広く栽培されており、ワインのブドウ品種としては非常にポピュラーな品種として有名です。フランスではユニブランと呼ばれており、ブランデーのコニャック等の原料としても使われています。
他にもヨーロッパではポルトガルやブルガリアで栽培されていますし、アメリカのカリフォルニアや、オーストラリアやアルゼンチンにも移民が苗を持ち込んで栽培しています。
トレッビアーノの香りはどういうものかというと、柑橘系の華やかな香りが特徴です。またその中に、チーズやバターといった熟成した香りも感じられ、さらにはちみつの匂いもほのかに感じる事が出来、さらに甘いレモネードのような味わいもあります。

味はビターなレモンかと思うぐらいの酸味があり、果物の種をかじった時の苦味もします。つまりトレッビアーノはフレッシュな酸味と苦味がちょうど良く合わさったワインです。
ではこのトレッビアーノに合う料理は何かというと、酸味と苦味が強いワインなので、レモンをかけると美味しくなるような料理がおすすめです。例えばカルパッチョであったりフリッター等は非常に相性が良いですし、個人的にはイタリアつながりでピザと一緒に飲むのがお気に入りなので、興味がある人は試してみてください。他にも鳥のから揚げや白身魚のフライ等もレモンをかける料理なのでよく合います。

入手方法ですが、スーパーやコンビニにはニューワールド産のワインが多く並んでいるので、あまりトレッビアーノの白ワインは置いていません。しかし心配は一切無用です。輸入食材を扱っているお店に行けば、ほとんどのお店で取り扱っているので入手する事が出来ます。
種類も豊富で、どれにしようか迷ってしまうかもしれませんが、そんな時は1万円台のワインではなく、1000~2000円程度のワインから始めてみると良いです。

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