リースリング
ワイン品種、リースリングの特徴
リースリングは、さわやかな酸味と甘みが良いバランスで、特に夏に飲みたいワインとして注目を集めています。
リースリングブームの先駆け
その先駆けとなったのが、リースリングの伝道者とてして知られ、ニューヨークのワイン業界において強い影響力のあるソムリエ、ポール・グレコ(Paul Grieco)氏が2008年に始めた”サマー・オブ・リースリング”というムーブメント。このコンセプトが、瞬く間に全米に広がり、それがオーストラリアやニュージーランドへも波及しています。
日本においても2014年に、リースリング種だけで作られたワインを味わうイベント『リースリング・リング・テイスティング』が行われるなど、その波はさらに広がっています。
リースリングの味わい
その飲みやすさとフルーティーな味わいから、特に女性に人気があり、辛口のものではレモンやグレープフルーツ、甘口のものではリンゴや洋ナシのような風味が味わえます。基本的に寒いところで育ったリースリングは酸味が強く、暖かいところで育ったリースリングは甘酸っぱい味わいになります。
また、その繊細な風味を生かすため一般的にアルコール度数が低いのも女性に嬉しいポイント。酸味が強いため、開栓した後もほかの品種よりも長く風味を保つことができます。