カンポ・アル・マーレ/CAMPO AL MARE

カンポ・アル・マーレCAMPO AL MARE

トスカーナに、カブレオ、ノッツォーレ、ラ・フーガなどの素晴らしいワイナリーを所有するフォロナリ家が、ボルゲリ地区でボルドータイプのワインを展開する、新進気鋭のワイナリーです。

ワイナリーの歴史

サッシカイアやオルネライアなどの成功で世界的に有名になったボルゲリ地区で、フォロナリ家が2003年よりワイン造りを始めたワイナリーがカンポ・アル・マーレです。現在40haの土地を所有しています。素晴らしいデザインのセラーは、ルーブル美術館の内装や、オルセー美術館の改装を手がけた、世界的に有名なフランス人建築家ジャン=ミシェル・ウィルモット氏が設計しました。日本ではBunkamuraのデザインで知られています。

ボルゲリ地区は、ワイン造りに理想的な気候に恵まれています。その一つ目が、ティレニア海から吹いてくる冷たい風。この風によって、寒暖差が生まれ、しっかりした酸味と瑞々しく、凝縮感のあるブドウが育ちます。二つ目は土壌。砂混じりの粘土質土壌はバランスよく水分を保ちます。三つ目は地形。ティレニア海へ向かう緩やかな坂は、複数のブドウをブレンドして味わいを造るボルドータイプのワインには最適な条件です。

カンポ・アル・マーレの生産するワイン紹介

おすすめワインCAMPO AL MARE BOLGHERI ROSSOカンポ・アル・マーレ ボルゲリ・ロッソ

かぐわしいカシスやチェリーのアロマと、ぎゅっと凝縮された果実味が魅力のワイン

品種 メルロー 60%
カベルネ・ソーヴィニヨン 20%
カベルネ・フラン 15%
プティ・ヴェルド5%
アルコール 15%
カンポ・アル・マーレ ボルゲリ・ロッソの特徴
香りには、芳醇なカシスやチェリーなどの果実、干し葡萄、タイムやミントなどのハーブが感じられます。味わいには、凝縮された果実味ときれいな酸味があるのが特徴です。
収穫は、9月前半にメルロー、後半にカベルネ・ソーヴィニヨンの順に行われます。500Lのフレンチオーク樽での1年間の熟成と3ヶ月間の瓶内熟成後にリリースします。
色・香・味わい
紫色がかった深みのあるルビーレッドをしています。カシスやチェリーなどの果実の香りが豊かで、その中に干し葡萄、タイムやミントなどの香草の香りが微かに感じられます。複雑性に富んだ香りです。ブドウの旨みがじっくりと口の中全体に広がっていきます。凝縮された果実味、きれいな酸味が感じられるフルボディのワインです。ワインの名前「カンポ・アル・マーレ(海辺の村)」が示すとおり、畑は海から僅か2kmの場所に位置し、ティレニア海の美しく青い水面をイメージさせるような開放感、清涼感を感じさせるミネラルを持っています。植樹密度は6,250本/ha。平均収量は6.5t/ha(約43hl/ha)です。ステンレスタンク(28℃)でアルコール発酵を行い、12~15日間のマセラシオン後、マロラクティック発酵を行います。その後フレンチオーク樽で1年樽熟成。3ヶ月の瓶内熟成を経てリリースされます。10年ほど熟成が可能です。
おすすめの料理
グリルした赤身肉、例えば極上のヒレステーキ、チーズならコクや熟成感のある、ハード、セミハードのタイプ、また、キノコとも相性が良いので、ポルチーニのパスタなどがお勧めです。
評価
2015年
ヴィンテージ | Wine Spectator (ワインスペクテーター) | 93点 / 100点満点
2015年
ヴィンテージ | 各種コンクール | 94点(James Suckling)
2015年
ヴィンテージ | Veronelli (ヴェロネッリ) | ☆☆☆
2013年
ヴィンテージ | SAKURAワインアワード | シルバー
2007年
ヴィンテージ | Gambero Rosso (ガンベロロッソ) |2グラス
2007年
ヴィンテージ | パーカーポイント | 89点 / 100点満点
2007年
ヴィンテージ | Wine Enthusiast (ワインエンスージアスト) | 89点 / 100点満点

おすすめワインCAMPO AL MARE BAIA AL VENTOカンポ・アル・マーレ バイア・アル・ヴェント

カンポ・アル・マーレ最良の畑のブドウで造られたワイン!

品種 メルロー 90%
カベルネ・フラン 5%
プティ・ヴェルド 5%
アルコール 14.5%
カンポ・アル・マーレ バイア・アル・ヴェントの特徴
カンポ・アル・マーレ最良の畑の葡萄で造られたワインです。「バイア」は入江を意味するので、「バイア・アル・ヴェント」は「風の入江」と言ったところでしょうか。その名が示すように、海の恩恵を存分に受けてブドウは育ちます。フレンチオーク樽で16~18ヶ月熟成させますが、その半分は新樽、半分は1年使用後の樽を使っています。コーヒー、ドライフルーツ、花のような香りを持ち、大変滑らかな口当たりです。キメが細かく上品なタンニンを伴った、力強く丸みのある味わいをお楽しみいただけます。
色・香・味わい
紫色がかった深いルビーレッドをしています。コーヒー、ドライフルーツ、花、といった様々な香りが幾重にも重なり、複雑な香りを生み出します。海岸から2kmの場所に畑は位置し、地中海をイメージさせるような開放感、清涼感が香りの中からも感じられます。キメが細かく上品なタンニンを伴った、とても力強く丸みのある味わいです。とても滑らかな口当たり。カンポ・アル・マーレが所有する畑の中でも、最良の畑のブドウのみを使用します。砂質粘土の土壌で、また、ティレニア海からのそよ風が吹きぬける心地よい気候が寒暖差をもたらし、しっかりした酸と凝縮感のある果実を生み出します。9月前半にメルローを、後半にカベルネ・フランとプティ・ヴェルドを収穫します。植樹密度は6,250本/ha。平均収量は6.5t/ha(約43hl/ha)。28℃でステンレスタンクにて発酵させます。約30日間のマセラシオンとその後のマロラクティック発酵後、500Lのフレンチオークの新樽と1年使用したフレンチオーク樽で16~18ヶ月熟成させ、瓶詰め後、6ヶ月以上の熟成期間を経た後にリリースします。30年ほど熟成が可能です。
おすすめの料理
しっかりした味わいのお肉やキノコと良く合います。グリルした赤身肉、極上のヒレステーキ、ビーフシチュー、コクや熟成感のあるハード、セミハードタイプのチーズ、牛ほほ肉のラグーソースのパスタ、ポルチーニのパスタなどが美味しい組み合わせです。
評価
2009年
ヴィンテージ | SAKURAワインアワード | ゴールド
2008年
ヴィンテージ | パーカーポイント | 88点 / 100点満点
2007年
ヴィンテージ | Wine Spectator (ワインスペクテーター) | 95点 / 100点満点

おすすめワインCAMPO AL MARE BOLGHERI VERMENTINOカンポ・アル・マーレ ボルゲリ・ヴェルメンティーノ

まるで海から生まれたような、豊かな海の恵みを感じられるワイン

品種 ヴェルメンティーノ 95%
ソーヴィニヨン・ブラン 5%
アルコール 13%
カンポ・アル・マーレ ボルゲリ・ヴェルメンティーノの特徴
穏やかな辛口です。適度なボリューム感があり、旨みもしっかりと楽しめるワインです。
香りは、トロピカルフルーツ、セージやトマトの葉を思わせます。口当たりは柔らかくまろやかで、柑橘系の果実のような瑞々しい酸味が感じられます。後味に残るわずかな苦味が、味わいをきゅっと引き締めています。
色・香・味わい
緑色がかった明るい黄色をしています。トロピカルフルーツ、セージやトマトの葉などの香りとフレッシュで爽やかな酸味があり、口当たりが良く、上品でまろやかな味わいです。後味に微かに感じられる柑橘系の果実の苦味が味わいを引き締めています。穏やかな辛口で程よいボリューム感があり、しっかりとした旨みも楽しむことの出来るワインです。このヴェルメンティーノは砂質土壌で育ち、ティレニア海からもたらされるミネラル分を多く含んでいます。ブドウの収穫は9月前半。植樹密度5,500本/ha。平均収量5.5t/ha(約60hl/ha)。17℃で発酵し、30日間シュール・リーを行います。その後ステンレスタンクにて4ヶ月熟成。新鮮さと酸味を最大限保持させるため、マロラクティック発酵は行いません。美味しく飲んでいただける期間は5年ほどです。
おすすめの料理
魚介類とよく合います。お刺身、小海老のリゾット、ワタリガニのパスタなどと美味しく召し上がっていただけます。チーズではペコリーノチーズ(羊乳のチーズ)と相性が良いでしょう。
評価
2014年
ヴィンテージ | SAKURAワインアワード | シルバー
2010年
ヴィンテージ | Wine Spectator (ワインスペクテーター) | 87点 / 100点満点
2010年
ヴィンテージ | パーカーポイント | 87点 / 100点満点


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