カベルネ・ソーヴィニヨン
ワインのカベルネ・ソーヴィニヨンについて
カベルネ・ソーヴィニヨンは世界でも有名な赤ワイン用のブドウの品種です。温暖な気候で育てられるカベルネ・ソーヴィニヨンは、収穫までの期間が長く収穫量も多くありません。しかしその品質の良さから世界中で育てられています。
タンニンが多く含まれているのが特徴
カベルネ・ソーヴィニヨンの実は皮が厚くタンニンが多く含まれているため、長い熟成にも耐えられます。カベルネ・ソーヴィニヨンの最高級のヴィンテージワインは数十年の熟成によって風味が良くなります。
カベルネ・ソーヴィニヨンのヴィンテージワインは収穫年の気候によって評価が分かれます。同じ銘柄であっても収穫年が違えば評価も価格も異なってくるのです。カベルネ・ソーヴィニヨンは香りも豊かで後味も深いものがありますが、口の中での味わいに不足している感があります。そのためタンニンが少なくて味わいがフレッシュなワインとブレンドされることもあります。
カベルネ・ソーヴィニヨンの主要産地
フランスのボルドーでは主要品種とされていますが、2割から5割は他のワインとブレンドされています。アメリカ合衆国のカリフォルニア州もフランスのボルドーに次ぐカベルネ・ソーヴィニヨンの産地です。ここでもボルドーと同じようにブレンドされることで良質なワインが生み出されています。