商品詳細
【生産者】ナダ フィオレンツォ社
ナーダ家はランゲの中心部、バルバレスコの地域のトレイゾに6haの畑を所有し、この地域の生産者としては平均的な規模。畑はクリュのロンボーネとマンゾーラに含まれる。
前者のテロワールは石灰土と粘土が混ざった土壌で、複雑味と果実味を共有した酒質が生まれる。後者は石灰、粘土、砂が程よく混ざった土地でエレガントなバルバレスコに仕上がる。代々広大な土地を受け継いできたナーダ家は1921年頃から農業を始めている。
1982年からはフィオレンツォの息子のブルーノ氏が設備を革新して自らのブランドで生産を始めた。ブドウ栽培農家からワイン生産者への変貌は決して珍しくない。
現在は孫のダニーロ氏がワイナリー経営に参画し、新たにクリュ畑であるモンタリバルディを購入しワインつくりの幅をさらに広げている。
【格付け】
D.O.C.G.
【醸造方法】
ステンレス発酵後、スロヴェニア産オーク樽で18~24ヶ月熟成。その後6ヶ月の瓶内熟成。
【コメント】
輝きのあるルビー色。スミレや熟した果実の香りがあり、スパイシーな感じやバニラの香り。滑らかな口当たりで程よいタンニンを感じ、バランスのとれた余韻の長い味わい。