商品詳細
【生産者】ヴィニェーティ マッサ社
州南東部にあるトルトーナ丘陵地帯の土着品種ティモラッソ。ヴァルテル・マッサは約20年前から、実質的には見捨てられた存在だったティモラッソに注目します。この品種が素晴らしいワインを生み出すだろうことを信じて疑いませんでした。
ティモラッソのアロマを最大限に抽出するためさまざまな研究を重ね、最終的にシュール・リー製法を用いてステンレスタンクで長期熟成させることで、ティモラッソのポテンシャルを引き出すことに成功します。『コッリ・トルトネージ・ティモラッソ』が原産地呼称を得るのに15年の歳月を費やしましたが、その成果はワインを味わえばすぐにわかります。
また、彼がティモラッソと同じくらい情熱を傾けているのがバルベーラで、アルバ地区やアスティー地区とはまったく違う、酸がしっかりした土地をよく表現した繊細なバルベーラを造り出しています。ほかにもクロアティーナ、フレイザ、モスカートなどで洗練されたワインも生産しています。
【格付け・VT】
V.D.T.
【醸造方法】
西向きの畑。マール土壌で石灰が少なく重い土壌。日照量も多いので葡萄は完熟します。手収穫後、低温で1日おき、圧搾。48~60時間のみマセレーション。発酵はステンレスタンクで18~23度の低温で行います。バトナージュしながら1年間熟成。粗い珪藻土のフォルター後、6ヶ月間瓶熟成させます。
【コメント】
コスタ・デル・ヴェントという畑名は風の通る畑の意味です。果実感をよく感じられ、口中で甘みが広がります。