商品詳細
【生産者】ルイージ テッチェ社
ルイージテッチェは生産する一部のブドウを用いて、古くから伝わる伝統的製法で自家消費と量り売り用にワインを生産してきました。しかしながら、1980年代以降の伝統の衰退、近代化の波の中で、多くの造り手から農業・醸造学的に最新技術を駆使したワインが生産される様になってきました。製品として安定はしているのですが、魂やイルピニアという寛大な土地がもたらしてくれるであろう、特性や唯一性に欠けた、無個性なワインを産出しているのを目の当たりにしました。それに伴い、伝統的生産者が減少していく現状を危惧し同じカンパーニャ州のカンティーナ・ジャルディーノのアントニオ・デ・グルットラの助言もあり、2003年から自らボトリングも始めるようになります。
【格付け・VT】
D.O.C.(最新のヴィンテージをお届けいたします。※ヴィンテージのご確認はお問合せください)
【醸造方法】
畑ではボルドー液以外の薬剤を一切使用せず、野生酵母による20日間の長期間マセラシオンと自然発酵を行い、二酸化硫黄の添加も瓶詰め時に極少量だけ使用します。
【コメント】
樹齢の高い「タウラージ・プロフューモ」に対して、ルイージテッチェの樹齢10年程の若木の葡萄から造るセカンドラインがサトリコンです。享楽的な性格の半人半獣の精霊「サテュロス」に由来する名前です。