商品詳細
【生産者】ヴェニカ エ ヴェニカ社
1929年に「ダニエレ・ヴェニカ」が古いカンティーナと周辺の畑を購入して始まった90年の歴史を誇るイタリアを代表する白ワインの造り手。1度も資本が入る事なく家族経営が続けられ、代々の当主が醸造を担当。現在はジャンニの息子ジャンカルロに引き継がれています。イタリアだけでなく、コント・ラフォン等ブルゴーニュでも学び、ビオディナミにも精通しています。現在はジャンニの妻「オルネッラ」がカンティーナの隣でアグリツーリズモを経営していて所有畑は28haに広げられました。創業当初、周辺にカンティーナは殆ど無く、ダニエレは条件の良いコッリオの優れた畑を贅沢に所有する事ができました。今でも「ロンコ・デッレ・チメ」や「ロンコ・デッレ・メーレ」といったコッリオ最良の畑を所有しています。イタリアを代表する白ワインの造り手まで成長。区画毎のミクロクリマと土壌を把握し、栽培品種、仕立を変えました。また、収穫も5~10回に分けて行われるので発酵用タンクは小さく沢山必要。醸造がシンプルで味付け要素が極めて少ないので収穫するタイミングと選果が最も重要と考えています。これは初代から変わらない考え方です。
【格付け・VT】
D.O.C.
【醸造方法】
丘の最上部の冷涼な畑ロンコ デッレ メーレ畑。ソーヴィニヨンがゆっくり熟すので要素の多い葡萄が得られます。酸素が入らない特殊なステンレスタンクで20時間11度の低温で果皮浸漬。発酵終了後、20%は20〜27hlの大樽、残りはステンレスタンクで6ヶ月熟成。最初の2ヶ月は定期的にバトナージュする。3月と5月の満月の日にボトリング。
【コメント】
洋ナシや白桃の香りが広がります。口に含むと果実の美味しい酸が広がり、非常に華やかな印象です。