商品詳細
【生産者】モンテ ロッサ社
「モンテ・ロッサ」は、フランチャコルタワイン協会の初代会長を務めたパオロ氏が経営するワイナリー。1972年の創業で、家族経営の小規模ワイナリーながら、その実力は高く、フランチャコルタのトップワイナリーのひとつとして評価されています。
フランチャコルタ地区の多くの造り手はスパークリング以外にもスティルワインを造るワイナリーも多いのですが、モンテロッサはD.O.C.G.フランチャコルタだけを生産。つまり、「スパークリングワインの生産」だけにワイナリーの力の全てを注いでいます。
ワイナリーのフラッグシップはなんと言ってもカボション フランチャコルタ ブリュット。出来のいい年だけに造られる、ヴィンテージ表示(ミッレジマート)のフランチャコルタ。実に40ヶ月以上の長期熟成を経て生まれます。タバコやスパイスを感じさせる香りは複雑でパワフル。ソフトできめ細かな泡立ちはまるでムースのよう。イタリアで最も権威のあるワイン評価誌『ガンベロロッソ2004版』で年間最優秀スプマンテの栄誉に輝き、その地位を不動のものにしました。
【格付け・VT】
D.O.C.G.・NV
【醸造方法】
ステンレスタンクと一部はオーク樽で発酵。フランチャコルタの法定熟成年数18ヶ月に対し、約24ヶ月の熟成。ブドウを選別し上質なもの(全体の55%以下の量)をソフトプレス。
【コメント】
口当たりの柔らかさ、モレーン土壌の塩味、ミネラル感があり、非常に軽やか。ベースとして飲むには十分過ぎる味わいです。サーモンとサワークリームのクレープ巻き、ロメインレタス、クルミ、スライスしたリンゴを使ったサラダを自家製のサワークリームで、パーティメニューで登場する小さなムース、また酢飯にも相性が良く、難しい組み合わせとされるコハダでも新子(生後4か月位の呼び名)だったら合わせられそうです。白身魚のコチ、カレイをレモン等の柑橘の風味で、ユリ根や白アスパラの天ぷらとも面白いと思います。