商品詳細
【生産者】ジローラモ ルッソ社
当主のジュゼッペ ルッソはパッソピッシャーロ地区で代々ブドウ栽培を行ってきた栽培農家の息子で、この地域の地主でもあります。「エトナが注目されて有能な造り手達が移住し、ワイン造りを始めた。この土地で産まれた自分こそエトナワインを造るべきなのではと考えました」と語っています。
一族の財産である伝統を尊重しながらも革新的に厳しい基準をクリアした有機農法を取り入れ、古いものと新しいものの調和をはかりながら新しい時代に突入しました。 ワイン造りは良き友人でもあるフランク コーネリッセンの影響を受けつつも、ミクロクリマの研究や畑ごとの醸造などにこだわり、独自のスタイルを追求しています。
【格付け・VT】
D.O.C.(最新のヴィンテージをお届けいたします。※ヴィンテージのご確認はお問合せください)
【醸造方法】
収穫後、畑ごとにステンレスタンクを分けて発酵。マセラシオンは10~12日間。野性酵母のみで温度管理も行わず発酵。清澄、フィルターも無しで、1度移し替えをして古いバリックで1年熟成。
【コメント】
控えめな香りの奥に凝縮された膨大な旨味を感じ、口当たりは非常になめらかです。厚みがありキメの細かいタンニンが骨格を造っていますが、ブドウの完熟度が高いため非常にバランスが取れています。エトナらしい硬質なミネラルも感じられる、エレガントで美味しいワインです。