商品詳細
【生産者】サルヴァトーレ モレッティエーリ社
モレッティエーリが所有するモンテマラーノの畑は標高550mの高地にあり、タウラージの中でも最高とされるクリュの一つです。ここでブドウが完熟するのは11月の第一週で、このためワインに力強い威厳と濃密で深い味わいが形成されます。初ボトリングされた1988年物の利益は全て創生途上にあったブドウの植え替えに充てたり、以降のヴィンテージの樽を購入するため1989~1991年まで全量のブドウを売却してしまうなど品質に対しての並々ならぬ拘りと恐ろしく度量の大きい生産者です。そのためピエモンテやトスカーナの偉大な生産者と何ら引けを取らず、むしろ比類なきワイン造りへの素晴らしい情熱を感じずにはいられません。
【格付け】
D.O.C.G
【醸造方法】
ブドウの果皮と共にマセラシオンをし、温度管理されているステンレスタンク内で醗酵させ、バリックおよび大樽にて30ヶ月熟成後、6ヶ月間以上の瓶内熟成を経てリリースされます。
【コメント】
上品でピュアな果実味と酸、バランスが良くアフターも長い。派手すぎない樽香は、長期の樽熟成と瓶内熟成によりブドウの香りと一体になっています。