商品詳細
【生産者】カヴァルキーナ社
ワイン造りの歴史は古く、1848年には既にクストーツァの地域において最も重要なワイン生産者として記録されています。1911年にピオーナ家の所有となり、この地域に重要な変革をもたらしました。ピオーナは、当時すでにこの地で栽培されていたトカイ、コルヴィーナ、ロンディネッラ、モリナーラはもちろんのこと、新しくフェルナンダ、ガルガネーガ、トレッビアーノ トスカーノといった品種の栽培を始めました。様々な研究の結果、この地で最も人気のあったソアーヴェに匹敵する白ワインが産みだしました。それがビアンコ・ディ・クストーツァです。1962年に初めて瓶詰めされ、ヴィーノ・ダ・ターヴォラとして売り出されました。質よりも量が重要視されていた当時、このような品質を重視したプレミアム的なタイプのワインを市場に送り出すことは容易ではありませんでしたが、粘り強い努力の結果、1971年にDOCに指定されました。
【格付け・VT】
D.O.C.G.(最新のヴィンテージをお届けいたします。※ヴィンテージのご確認はお問合せください)
【醸造方法】
コルヴィーナ60%、ロンディネッラ25%、マルツェミーノ&バルベーラ15%のブレンド。通常は10月の終わりに収穫。初めは高温度で、その後18~20度で、12~15日間発酵。マルツェミーノとバルベーラは収穫時期とフェノール構造が異なるため分けて発酵。マロラクティック発酵の後、ブレンドし、ミディアムサイズの樽で最低8ヶ月熟成させます。マルツェミーノは別にバリックで熟成。翌夏の終わりにブレンドして瓶詰め、3ヶ月置いてから出荷します。
【コメント】
コルヴィーナとロンディネッラの典型的なスパイスとチェリー、マルツェミーノの色と質感、バルベーラの酸が混ざり合い、複雑なニュアンスが生まれます。