商品詳細
【生産者】ジャコモ ブライダ社
創業者のジャコモ・ボローニャ氏はあらゆる面において非凡な人物でありました。幸せを生活の理念とし、多くの人に愛され、機知に富んだエンターテイナーであると同時に天才的な感性を持った醸造家でもありました。ブライダのあるピエモンテ州ロッケッタ・ターナロの丘で多く生産されているバルベーラ種は“酸味が強い”と敬遠され安売りされがちなブドウ品種でしたが、そのバルベーラを畑の改良やバリック熟成の導入などの改革によって濃厚なワインに生まれ変わると信じ現実に導いたのがジャコモ氏でありました。他界した彼のワイン造りへの意思と情熱は息子ジュゼッペ、娘ラッファエッラによって受け継がれ、ブライダへの敬意と信頼、そして人気は世界中で揺るぎのないものとなっています。
【格付け・VT】
D.O.C.
【醸造方法】
オーク樽で12ヶ月間、瓶内で12ヶ月間
【コメント】
ウッチェッローネ(=大きな鳥)という畑の名は、昔隣に住んでいた老婆が”L’USELUN’ (大きな鳥)と呼ばれていたのが由来。ガーネット色を帯びた濃いルビーレッド色。ミントやヴァニラ、リコリスなどの数種のスパイスをベースに赤いベリー系の独特な芳香が際立ちリッチで複雑、濃厚で厚みのある香り。フルボディーで並外れたストラクチャーがありバルベーラ種と樽の完璧な組み合わせが柔らかさと上質感、アロマの持続性の長さを生み出す。肉料理や熟成チーズと一緒に。。