グランキュヴェ ブリュット フォンガロ

8028746000025
【生産者】フォンガロ社

1975年、グエッリーノ フォンガロがレッシーニ山の麓ロンカに創設した家族経営の生産者。
この地に生まれながら、それまではベルガモに住んでいたグエッリーノは、諸事情から40年の時を経て帰郷しました。
しかし当時この地で行われていた一般的農業の現状を見て、愕然とします。葡萄は大半が安価な大量生産ワインに回り、その品質というのは軽視され、あまりに無残な状況だったのです。
その為一向に地位の向上しないワイン。半ば諦めにも近い空気がこの地域に存在したのです。
そんな中でこの地で農業を行う事になった彼はブドウ栽培を原則的に有機栽培で行うという大きな決断をします。
当時のイタリアでは極めて少なかった栽培方法でしたが、彼はこれを生産者としての基本理念のひとつに据えたのです。
葡萄は地場品種ドゥレッラ種を基本ベースとして栽培。それを基にしてスプマンテに特化する形で生産をしてきました。
ご存知の通り、ドゥレッラはヴェローナからヴィチェンツァにかけて、またその北部に位置するレッシーニ山塊で育つ地場品種で山からの冷涼な空気に育まれ、良質な酸味を生みだします。
またロンカの土地は隣接するソアヴェ地区等と同様に元来火山によって形成されたもので、この土壌からはやはり豊かなミネラルを含む葡萄を産出します。
その健全なワインをシャンパーニュと同様の方法で良質のスプマンテを生産する!それこそが、生産者フォンガロの至高の目標であり続けました。
以来、39年。現在は息子のマッテオが中心となってドゥレッラを使って良質の「美味い」スプマンテを生産し続けている。
グエッリーノは御年90歳を迎えようかという御高齢ではあるが健在で、今でもたまに畑やカンティーナに出てくるとの事。

【格付け・VT】

***・NV(最新のヴィンテージをお届けいたします。※ヴィンテージのご確認はお問合せください)

【醸造方法】

8月末~10月にかけて手摘みで収穫され、カンティーナにて、圧搾の前に冷蔵されます。
10度~12度の環境でソフトプレスにて圧搾。
一次発酵はステンレスタンクにて15~18度にて20日間かけて行われます。
4月に入ってから瓶詰めされ、24カ月をかけてゆっくり発泡化されます。
さらにルミアージュ(澱を瓶口に集める作業)30日を経て、澱を集めてからデゴルジュマン(澱抜き)をします。

【コメント】

軽く黄色みを帯びたクリアな色彩。
泡立ちは奥のほうから湧き出る様に上品で豊かな状態。
口に含むと軽いシトラスのニュアンスを想わせながらも豊かなミネラル感が感じられ、奥行きの深さを演出しています。
引き締まった中にも味わい深さが感じられます。