グリューナー・フェルトリーナー

グリューナー・フェルトリーナーはホワイトペッパーの香りも特徴のオーストラリア原産ブドウ品種

主要産地がオーストリアのグリューナー・フェルトリーナーは、原産がオーストラリアの白ワインのブドウ品種です。日本ではあまり見かけない品種ですが、チェコやドイツでは少量ながら栽培されています。熱めの果皮であり粒は丸みがあって大きさがあり、収量は選定をしての調整も必要なので、栽培には手間がかかるタイプの品種です。

ホワイトペッパーの香りは品種由来のものであり、最も際立つ特徴でもあります。辛口のワインに仕上がりますが、まるでトロピカルフルーツやメロンなど、新鮮な果実味を感じる美味しさです。主流は早飲みタイプで爽やかなミネラル感があり、酸味にはキレがあります。

和食やシーフード料理とも相性が良いのは、キレのある酸味とミネラリー感が際立つ辛口白ワインだからです。シュニッツェルはオーストラリアでも有名なウィンナーですが、ウィンナーシュニッツェルとの相性もとても良い味わいといえます。日本でなじみがある食事メニューで言えばトンカツともあいますし、チキンを薄く伸ばした料理での仔牛のカツレツの代用もできるので挑戦の価値は高いです。

冬場に美味しいあつあつのおでんや海鮮鍋ともあいますし、おにぎりや白身魚のお刺身とも愛用が良いと言えます。ワインにおける楽しみ方として、日本蕎麦とのマリアージュも意外ですが抜群です。広くオーストリアのワイン産地で栽培されるブドウ品種ですが、シュタイヤーマルクは除きます。特に牛肉料理を好むオーストラリアですが、その国を代表する白ワインのブドウ品種です。イキイキした飲み口で軽い口当たりの白ワインは、肉料理はもちろんのこと、魚や貝などあらゆるフードとマッチングします。

あらゆる食事とのバランスが良く、飲みやすさと汎用性があり、オーストラリアをワインで感じる事の出来る種類です。新鮮でまるでトロピカルフルーツのような果実味であり、口の中で感じるワインの重みはライトボディになります。スッキリした辛口であり、程よい酸っぱさも感じるバランスの良さも魅力です。

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